===================================== XML Consortium News X M L コ ン ソ ー シ ア ム ニ ュ ー ス (一般公開版) 2006年9月号 =====================================  主要なXML標準仕様がW3Cで久しぶりに改訂されました。XML 1.0(第4版)、XML 1.1(第2版)、XML名前空間 1.0(第2版)、XML名前空間 1.1(第2版)が8月16日 付で勧告になりました。詳しくはW3Cなどでご確認ください。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、 XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも ご紹介するものです。 ===================================== 【目次】 ===================================== ◆今月のPick Up1 インタビュー:「ユーザーとの接点に」                    (アラクサラネットワークス新善文氏) ◆今月のPick Up2 図書紹介:「エンジニアマインド Vol1」                         BI研・SOA部会が執筆に参加 ◆今後の予定 ◆XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次 ===================================== 【今月のPick Up1】 インタビュー:「ユーザーとの接点に」                    (アラクサラネットワークス新善文氏) =====================================  XMLコンソーシアムメンバーでコンソーシアム活動をうまく業務に生かしている 方にインタビューします。今回はアラクサラネットワークス株式会社 マーケティ ング本部 新善文氏におうかがいしました。  アラクサラネットワークスはルータおよびスイッチの開発・設計・製造・販売・ 保守などの事業を行っています。今年はITシステムとの連携、運用・管理の自動化 を目指したコンセプト「Open Automatic Networking(OAN)」を発表しました。 この基盤技術(ON-API)はJavaによるネットワーク機器制御であり、機器との通信 にはXMLとHTTPなどをベースにしたプロトコルのSOAPが使われています。 −−XMLコンソーシアムとのきっかけは?  2005年にユビキタス・組み込み系部会内の勉強会で講師として招かれ、ユビキタ ス社会を支えるネットワーク技術を解説しました。それ以来何回かオブザーバーと して参加していましたが、2006年には会社がXMLコンソーシアムに入会し、今では ユビキタス・組み込み系部会に参加しています。 −−部会活動ではどのようにかかわっていますか?  ユビキタス・組み込み系部会の参加者層は幅広く、ユビキタス社会や組み込み機 器を中心とした将来像やビジネスへの応用がよく話題になります。まだもやもやと した未来予想図と実在する技術の接点を探り、現状の技術をどう発展させていけば いいかなどを考えています。その議論に現状のネットワーク技術を知る立場で説明 や意見を述べたりしています。 −−XMLコンソーシアム活動をしてよかったと思うことは?  部会活動は自分とは違う立場の人と接点を持つ機会となっています。つまりネッ トワークを利用する立場やネットワークの上位層を考える立場の人がネットワーク をどう考え、何を期待しているかをうかがい知ることができます。ネットワーク機 器を開発する立場からすると、こうしたユーザーの考えを把握することは貴重な機 会です。 −−今後XMLコンソーシアムに期待することは?  かつてネットワーク回線を引くとなると「つながればOK」でしたが、今はより高 度なクオリティが求められています。またネットワーク技術は近寄りがたい領域と 思われがちですが、今ではXMLベースの機器情報を交換するなどオープンになり、 また技術の発展で限界と思われたことも日々変化しています。そうしたなか、XML コンソーシアムには今後とも多様な意見交換を行えるコミュニティであるように、 また参加者にはネットワークに関してより興味を持ってもらいたいと思っています。 ===================================== 【今月のPick Up2】 図書紹介:「エンジニアマインド Vol1」                         BI研・SOA部会が執筆に参加 =====================================  ビジネスイノベーション研究部会とSOA部会が執筆した雑誌記事を紹介します。  開発工程からエンジニアの毎日まで、エンジニアのためにある雑誌「エンジニア マインド」創刊号の特集記事をビジネスイノベーション研究部会とSOA部会が執筆 しました。 「エンジニアマインド Vol1」(技術評論社) http://www.gihyo.co.jp/magazines/emind/archive/Vol1 ○発売:2006年9月15日発売 ○定価:1659円(本体1580円) ○ISBN4-7741-2878-3  該当記事は上記雑誌の特集「ITアーキテクト必見! はじめてのSOA・BPM入門」 でITアーキテクトを対象にしたSOAとBPMの説明です。一昨年から昨年まで、約1年 半に渡り行ったビジネスプロセスおよびサービスのモデリング検証タスクの集大成 を記事としてまとめたものです。 ===================================== 【今後の予定】 ===================================== [公式イベント] ◆9月 4日(月):関西部会(日本IBM 京都事業所) ◆9月14日(木):部会リーダー会、運営委員会(NTTソフトウェア) ◆9月19日(火):クロスメディア・パブリッシング部会(会場調整中) ◆9月21日(木):Web 2.0部会(日立ソフト) ◆9月21日(木):BI研部会+SOA部会(会場調整中) ◆9月27日(水):ユビキタス・組み込み系部会(会場調整中) ◆9月28日(金):Webサービス実証部会+セキュリティ部会(会場調整中) ◆9月末:関西部会(会場調整中) ※詳細はコンソーシアムや部会からの案内をご確認ください [関連イベント] ◆2006年9月14日(木)〜15日(金)  Modeling Forum 2006(後援)  http://www.idg.co.jp/expo/mdl/ ◆2006年9月29日(金)  第57回デジタル・ドキュメント研究会(協賛)  http://www.ipsj.or.jp/sig/dd/2006-09.htm ◆2006年10月19日(木)〜21日(土)  ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2006(協賛)  http://ses2006.sys.wakayama-u.ac.jp/ ===================================== 【XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次】 ===================================== ◆イベント:XMLマスター:ベーシック直前対策セミナー(9月13日) ◆活動を業務に:「ユーザーとの接点に」(アラクサラネットワークス新善文氏) ◆部会探訪:用語の勉強会からユーザー事例まで盛りだくさん ◆図書紹介:「エンジニアマインド Vol1」BI研・SOA部会が執筆に参加 ◆活動実績(2006年8月) ◆今後の予定 ◆運営委員会から ===================================== 【このメールマガジンについて】 =====================================  本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、 XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも ご紹介するものです。より詳しくお知りになりたい方は、下記ホームページをご参 照いただき、ぜひXMLコンソーシアムにご入会ください。皆様のご参加を心よりお 待ち申し上げております。 XMLコンソーシアム:http://www.xmlconsortium.org/ 入会のお申し込みはこちらから:  http://www.xmlconsortium.org/servlet/xmlc/template/ComUserReg.vm 事務局:〒130-0022 東京都墨田区江東橋 2-19-7 富士ソフトビル mailto:xmlcons@fsi.co.jp Copyright(C) 2006 The XML Consortium 掲載記事の無断転載、転用、編集はご遠慮ください。 =====================================