===================================== XML Consortium News X M L コ ン ソ ー シ ア ム ニ ュ ー ス (一般公開版) 2006年11月号 =====================================  先日は電車で暖かそうなマフラーをしている人を見かけました。毛糸やフリース 素材の靴下も出回るようになりました。秋から冬に変わりつつあるようです。  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、 XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも ご紹介するものです。 ===================================== 【目次】 ===================================== ◆今月のPick Up1 イベント:第1回 XMLDBセミナーおよび勉強会を開催しました               (10月4日) ◆今月のPick Up2 イベント:XMLコンソーシアムDAYを開催します               (12月11日〜12日) ◆今後の予定 ◆XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次 ===================================== 【今月のPick Up1】 イベント:第1回 XMLDBセミナーおよび勉強会を開催しました                (10月4日) =====================================  10月4日、XMLコンソーシアムセミナーおよび第1回XMLDB勉強会を開催しました。 テーマは「急拡大するXMLデータベース市場を展望し、機能強化が進む製品を知る」 でした。  今周辺を見渡すとどこにでもXMLが行き渡っています。日々閲覧しているコンテ ンツにはブログ、RSS、ポッドキャスト、Webサイトの仕組みにはAjaxにリッチクラ イアントがあります。さらに普段使用しているオフィス製品のデータ保存形式から 電子政府関連に至るまで、ほうぼうでXML技術が使われています。  XMLの利用シーンを考えると、当初はRosettaNetなどB2Bで交換する通信データが 主流でした。後にApache ANT、Tomcat Config、XUL、XAMLなど開発現場での利用が 増え、次にRSS、OpenOffice、Microsoft Officeなど実務の場へと移ってきました。 次にデータの性質を考えると、サイズが小さく揮発性の高いものから次第にサイズ が大きく永続性の高いものへと拡大してきていることが分かります。  そこでXML文書を直接保管し検索できるXMLDBが注目されるようになっています。  一口にXMLDBといっても、XML文書の格納方法により何通りかに分類できます。 RDBのデータはテーブルに格納されますが、XMLのデータはツリー構造であることに 注意してください。XML文書のツリー形式をそのまま格納できるものを「XMLネイティ ブデータベース」といい、XML文書のデータを解析してデータベースのテーブルに 格納するものをRDBのXMLゲートウェイ(またはXMLが利用可能なデータベース)な どと呼びます。  一般的にRDBの適用領域は定型データで変化の少ないものですが、XMLDBの適用領 域は比較的それと対照的です。つまり非定型データで変化が大きいものが該当しま す。これまでXMLDBは1999年のeXcelon(現Luxeon)を皮切りに年々新製品が登場し、 今では選択肢が充実しています。  しかしまだ「定番」は無いのが実情です。逆にいえば、どれも個性的で独自の特 徴や得意分野があります。システムの用途に合ったXMLDBを的確に見極めることが、 現時点の重要な課題です。  現代の情報システムにおいてXMLのデータは今後さらに増大し、XMLDBの必要性は 確実に広まりつつあります。ぜひXMLコンソーシアムのXMLDB勉強会への参加を通じ てXMLDBの最新動向に注目してください。 ◆XMLDBセミナーおよび勉強会(第1回) http://www.xmlconsortium.org/seminar/06/061004/061004-prog.html ===================================== 【今月のPick Up2】 イベント:XMLコンソーシアムDAYを開催します                (12月11日〜12日) =====================================  いよいよ恒例のXMLコンソーシアムDAYが近づいてきました。XMLコンソーシアム では年末に活動成果発表の場としてXMLコンソーシアムDAYを2日間にわたり開催し ています。  現時点では調整中ですが、日程と場所は決まりました。 ◆XMLコンソーシアム DAY  日程:12月11日(月)〜12月12日(火)  場所:日本IBM箱崎事業所1FAVルーム  テーマ:「XMLの新しい潮流とどうつきあうか?」  近々詳細の案内をお送りしますので、ぜひご期待ください。 ===================================== 【今後の予定】 ===================================== [公式イベント] ◆11月 2日(木):XMLDB勉強会 http://www.xmlconsortium.org/wg/xmldb/061102-info.html ◆11月 9日(木):部会リーダー会、運営委員会(大塚商会) ◆11月14日(火):クロスメディア・パブリッシング部会(会場調整中) ◆11月16日(木):BI研部会+SOA部会(会場調整中) ◆11月20日(月):関西部会(日本ユニシス) ◆11月22日(水):Web 2.0部会(メタデータ) ◆11月29日(水):Webサービス実証部会+セキュリティ部会(会場調整中) ◆調整中:ユビキタス・組み込み系部会 ※詳細はコンソーシアムや部会からの案内をご確認ください [関連イベント] ◆2006年11月16日(木)〜17日(金)  Business Blog & SNS World(後援)  http://www.idg.co.jp/expo/bbsns/ ◆2006年11月20日(月)他  丸山先生レクチャーシリーズ in 東京 2006(特別協賛) ◆2006年11月30日(木)  第58回デジタル・ドキュメント研究会(協賛)  http://www.ipsj.or.jp/sig/dd/cfp2006-11.htm ◆2007年1月25日(水)  ソフトウェア ジャパン2007(協賛)  http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/forum/software-j2007/index.html ◆2007年1月26日(木)  第59回デジタル・ドキュメント研究会(協賛)  http://www.ipsj.or.jp/sig/dd/cfp2007-01.htm ===================================== 【XMLコンソーシアム会員向けニュースの全目次】 ===================================== ◆イベント:第1回 XMLDBセミナーおよび勉強会を開催しました(10月4日) ◆イベント:第2回 XMLDB勉強会を開催します(11月2日) ◆イベント:XMLコンソーシアムDAYを開催します(12月11日〜12日) ◆部会探訪:マッシュアップ事例や著作権の研究(Web 2.0部会) ◆活動実績(2006年10月) ◆今後の予定 ◆運営委員会から ===================================== 【このメールマガジンについて】 =====================================  本メールマガジンは、XMLコンソーシアムの活動を幅広く知っていただくために、 XMLコンソーシアム会員向けニュースからトピックを抜粋し、会員以外の方々にも ご紹介するものです。より詳しくお知りになりたい方は、下記ホームページをご参 照いただき、ぜひXMLコンソーシアムにご入会ください。皆様のご参加を心よりお 待ち申し上げております。 XMLコンソーシアム:http://www.xmlconsortium.org/ 入会のお申し込みはこちらから:  http://www.xmlconsortium.org/servlet/xmlc/template/ComUserReg.vm 事務局:〒130-0022 東京都墨田区江東橋 2-19-7 富士ソフトビル mailto:xmlcons@fsi.co.jp Copyright(C) 2006 The XML Consortium 掲載記事の無断転載、転用、編集はご遠慮ください。 =====================================