Webサービス実証部会 2009年度活動要綱
■活動目的
WebサービスおよびXMLに関係する、実ビジネスを想定したプロトタイプシステムの開発を通して,多くの技術者が抱えてい
る技術的な課題の解決手段をみずから発見、公開し、XML/Web サービス利用技術の向上および普及に努める。
■活動内容(2009 年度)
重点施策
気象庁防災情報XMLを使った実証実験を行う。
ビジネス開発やサービス設計など上流工程から実装までの下流工程までを、他部会と連携することで、XMLやサービス
に関する開発技術を成果物として公開していくことも考慮する。
特に、防災情報配信という観点を技術的にカバーする領域として、下記の要素技術について検証を行う
・XMLの伝送における圧縮技術(Efficient XML
Interchange など)
・WS-ReliableMessageなど高信頼メッセージング技術
・Androidなどオープンデバイスとの連携
・クラウド環境上でのシステム開発
また、ビジネス開発やサービス設計など上流工程から実装までの下流工程までを、他部会と連携することで、XMLやサ
ービスに関する開発技術を成果物として公開していくことも考慮する。
本実証実験を通し、気象庁防災情報XMLの普及活動にも寄与する。
●成果物
−実証実験システム
−実証実験システム設計書
−XML圧縮技術に関する技術動向、およびツール評価に関するドキュメント
−Webサービスに関する高信頼メッセージングに関する技術動向、およびツール評価に関するドキュメント
■活動方法
●メンバー全員を対象とする定例ミーティングの開催
−ワーキング・グループ別の月例ミーティングの開催
−必要に応じて,ワーキング・グループを横断した活動を実施
−製品紹介セミナーの開催
−SNS活用による日々の情報交換,Q&A等
●他部会,他団体との連携
−気象庁
−日本Androidの会
■活動成果・メリット
●XML関連情報・ノウハウの取得
−評価・プロトタイピング:作成した評価報告書およびプロトタイプシステムのの作成
−製品紹介:各企業での製品利用のきっかけに利用してもらう
−参加企業間での情報交換・人的/ビジネス・ネットワークの構築
●情報公開
−Webサイトでの評価報告・プロトタイプの公開
−学会、雑誌等での発表
●参加メンバーによる情報交換、人的ネットワークの確立
■参加資格
●XMLコンソーシアムの会員でWebサービスに関心があり,開発に参加できること
●定例ミーティング又はメーリングリスト,総会・セミナー実施等の活動に参加できて,部会の活動に参加可能なこと
■スケジュール概要
●月1回の定例ミーティングの開催
●XMLコンソーシアムとしてのイベント等に参加
■体制案
リーダ:PFUソフトウェア株式会社松山憲和
サブリーダ:アドソル日進)荒本道隆
■位置づけ