名称:ビジネスモデル学会第5回KM研究会
    〜ビジネスSNSとナレッジマネジメント
日時:2005年6月24日(金) 15:00-18:00
場所:東京大学 工学部3号館3階 会議室
主催:ビジネスモデル学会
後援:XMLコンソーシアム
趣旨:
 昨年来、日本国内で、ブログやSNS(Social Networking System)を
ビジネスに活用する可能性が議論されるようになってまいりました。
従来の「形式の整った」KMツール群と違って、これらの新しいインフラ
は、現場の本音の声や発見を、新鮮な個人の視点でリアルタイムで
語ってもらい、現場の創造性を引き出すのに貢献する、といわれます。
一方、現実の組織現場で、"runner"と呼ばれる現場マネージャが、
"information hunger"、つまり「こんな情報、知識が欲しいんだけど」
という「顔」をさげて歩き回ることで、目下の問題解決に使える情報や
知識を組織内外から集めてのパッケージ化していくKMプロセスがあ
ります。SNSを巧みに使いこなせば、類似のproactiveな情報探索コラ
ボレーションを効率よく創造的にこなせるのでは、との期待があります。
 何より、物理的に隔てられた遠隔拠点間で、穏やかな、適切な度合い
のプレッシャーを掛け合えることがmixi.jpその他の既存SNSで既に経験
的に確かめられつつあり、そのKMにおける意義は大変大きい、といえ
ましょう。
 弊学会・松島会長の主張の通り、学会や大学は、社会全体における
ナレッジマネジメントの担い手、推進役を期待される存在です。 そこで、
紺屋の白袴にならないためにも、ブログやSNSのような最先端のコミュ
ニケーション、コラボレーション環境を導入して、研究会活動の実体を
そこに移して長期間「住み込み評価」しながら、研究の効率と創造性、
分散環境でのfeasibilityの向上を目指すべき、とさえいえるのではない
でしょうか。

 以上を背景に、ビジネスモデル学会第5回KM研究会を下記の要領
で開催いたします。皆様、奮ってご参加ください。 前回は、國領二郎
教授、西田豊明教授、藤村博之教授ら社会科学、自然科学、工学の
頭脳を集めて広範な話題で、討論いたしました:
http://www.biz-model.org/whatsnew/detail.html?whatsnew=40
今回は、より現場に近い実践を踏まえた議論を企図しております。

内容:
・ご挨拶 〜SNSによるKM研サイバー版とProspective Member制度
 (学会・研究会発展のための新ビジネスモデル)のご紹介
                            (野村直之;リコー)
・招待講演:
  ビジネスSNSサーバ製品BizPalのご紹介  (下川和男;イースト)
  http://bizpal.jp から事前にBM学会関連グループにご登録いただ
  けます。

・基調講演:
  ビジネスSNSの動向と展望(仮題)      (山崎秀夫;野村総研)
・パネル討論:「ビジネスSNSとナレッジマネジメント」
  講演者全員
  木村明治(「キムラデービー」代表;前サイボウズ・ガルーン開発
         プロマネ)
  市川恵貴(日本HPインターネット・マーケティング部)
  他ゲスト;  司会:野村

参加区分:
  ビジネスモデル学会正会員:無料 (当日入会可能です。年会費3600円)
  XMLコンソーシアム会員
     およびMBA・MOT・MBIT大学院在籍者:1000円
  一般のご参加:2000円
申込方法:nomuran@tokyo.email.ne.jp 宛てに、参加者ご氏名、所属or屋号、
  連絡先(email, tel/fax)、参加区分をご記入の上、事前申し込み(定員40名)
  ください。

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 XMLコンソーシアム URL http://www.xmlconsortium.org/
 事務局 mailto:xmlcons@fsi.co.jp
 〒130-0022 東京都墨田区江東橋 2-19-7 富士ソフトABCビル
 Tel: 03-5600-6205 Fax: 03-5600-6431
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