ダイナミックな企業間連携ソリューションの構築の中で、金融業界の果たす役割は益々重要になっています。企業のビジネス活動の中での資金の移動を伴う様々な金融活動において、インターネットとXMLを活用する、高機能/高性能かつ、安価で、そして信頼性高いSTP(Straight
Through Processing)を実現する次世代の金融サービスが、ネットワーク時代の金融業界に求められているのです。
そこで、20001年最初のXML研究視察団は、金融業界でのXMLソリューションの最新動向を探ります。
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現状の金融メッセージ・ネットワークを運営するS.W.I.F.TのXML文書(SwiftML)を活用したSTPを実現する新デジタル金融メッセージ・ネットワーク構築の最新動向。
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日本での有価証券報告書に相当するビジネス報告用のインテリジェントなXML文書を開発しているXBRL
(eXtensible Business Reporting Language)コンソーシアムの活動。
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次世代の金融トランザクション用の高度で柔軟なセキュリティ技術を開発しているFSTC
(Financial Services Technology Consortium)の研究開発活動。
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Microsoft社、Bowstreet社、Netfish社等が構築している最新の金融ソリューション事例を求めて、ニューヨーク、シカゴ、シアトルでの金融ソリューションの研究視察。
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